柔術では相手に参ったすることをタップ(TAP OUT)すると言います。スパーリングなどで手で相手を数回叩くと嫌な体勢から解放してくれます。これをタップと呼んでいます。

 

白帯の頃はたくさんタップをすると思います。これは当然のことです。タップをたくさんすることは良いことだと思います。
初心者はどの体勢が良い体勢のかどの体勢が悪い体勢かの判断が難しいと思います。嫌な体勢になってタップすることで良い体勢と悪い体勢を学ぶことが出来ます。

また道場のスパーリングは勝負ではありません。練習です。相手の技が極まっているのにタップをしないで我慢しても怪我する原因になります。
技が極まって我慢しても我慢できるのは数秒です。我慢して怪我して数週間練習ができなくなるなら早くタップして3秒後から練習を再開できる方が効率がいいでしょう。

タップをたくさんして学ぶのは白帯も色帯も一緒です。タップをうまく使って効率的に学んでいきましょう。